Lashing Spin
スペシャルパーパス
極度のタフコンディション下で繊細なライン、ベイトを駆使して、しかも50を超えるBigサイズを狙う!
 今から20年以上前、スライダーワームやノーシンカーワーミング、ギジット等のCCベイト専用ロッドとして開発したラッシングスピンは、#1~#5まで推奨ラインも適合ルアーウエイトも同じ特異なロッドです。
「活性の低い時、スローでも 少しでも反応のある魚を確実に獲る」為のロッドです。

 カスタムトルクコンセプト

  ロッドブランクスを形成する多重パターン構造の中で、ロッドトルクを左右するNo.3パターンのカーボンシートプライ数を1プライずつ高めています。(芯 金1回転を1プライと呼びます) [このNo.3パターンはロッド先端から約500mmの位置からButtへ伸びている為、#1から#5までロッドTipに使用されている Boron&Carbonは同じデザインでその為#1~#5まで同じLureウエイト、Lineに対応しています。] すなわち、No.3のパワートルク シートが#2は#1よりも1プライ多く、また#3は#2よりもさらに1プライ多くと、順に1プライづつ多く(強く)デザインしています。パワーパターン (No.3)のプライ数が低いほどバイトに対してロッド全体のテンションは小さく自然に食わせますが、全体にロッドアクションが柔らかくなるだけ手返しは スローになります。

 例えば、極寒期に#3パワーで 「ルアーをくわえているけれどフッキングまで至らない」こんな時はロッドモデルを#2か#1におとすとフッキングの可能性ははるかに高くなります。CCベ イトフィッシングは非常に繊細なテクニックを要求されます。例えばスプリットショットリグではスプリットショットの重量も、深さやルアーによって変化する わけですが、2~3mの水深で繊細さを重視するならパワーレンジプライ#の小さい番手(#2、#1等)が使いよく、深くなって手返しの良さを求めたり障害 物の多いところなどではパワーレンジプライ#の大きな番手(#4、#5等)のロッドが使いやすくなります。
  初めてラッシングスピンをトライされる方には#3がお勧めです。ちょうど中間#でパワートルクのアクションも中間で使いやすく、#3を中心に使いこなし、 その後各自の釣法に合わせて、より適したパワーレンジのマスターへと進化して行きます。

  ロッドは極度に細い仕上がりになっています。初めて使用された時は、Bigサイズを掛けたときロッドが耐えられないと思って、抵抗するBigOneに動き を合わせてしまって「伸される」事がありがちですが、すぐにロッドの驚くべき真のトルクがわかるようになります。#0パワーでも十分に50cmオーバーに 対応、障害物さえうまくこなせば無理なく楽に寄せてくるBoronパワーを経験するでしょう。

  ターゲットに抵抗を感じさせないロッドティップのソフトさは、うっかりすると呑まれる事が多くなります。ラッシングスピンを長年愛用されている方の中に は、「ターゲットがルアーのすぐ傍に来たのがバイトの前にわかる」と断言される方が多くおられます。ルアーの傍でターゲットの動きが生む水の動きが感じら れるのだと思われます。使い慣れるほどに、さらなる繊細な水中の世界が広がってゆきます。

 
Rod#
Section
Lure
Line
Action
Lashing Spin #1
1
1/16~1/4oz(1.75g~7g)
2~14lb EX slow
EX slow
Lashing Spin #2
1
1/16~1/4oz(1.75g~7g)
2~14lb EX slow
slow
Lashing Spin #3
1
1/16~1/4oz(1.75g~7g)
2~14lb EX slow
middle
Lashing Spin #4
1
1/16~1/4oz(1.75g~7g)
2~14lb EX slow
fast
Lashing Spin #5
1
1/16~1/4oz(1.75g~7g)
2~14lb EX slow
EX fast
オーダーは こちら  

2006モデルから、従来SICステンレスフレームガイドをSICチタンフレームガイドにグレードアップしています。
また、ウッドリールシートを2006スペシャルバールウッド(2005は白木)を採用しています。
BIRCH(白木)のご希望は2,000円のDownとなります。

 MEGA-SENSITIVE  機敏に捕らえ俊敏に取り込む

工房前には今年もプリスポーンの第一陣が入ってきた。
この時期の微妙なテクニックはスピニングが心地良い。
1/32~1/16 oz ジグヘッドを手返し良く操るには、Marvel V1.
しかしV0の方が張りつめた微細な神経にはさらにマッチする。
だけれどMarvelのパワーが通用しないところがある。桟橋下のモンスター! 
この60クラスとのモンスターゲームでひとつの解答を得るまでには随分と時間が掛かった。
パワーの問題ではない。どんなにソフトに合わせても
フッキングのショックが魚を固まらせる。ラインは8lb.これ以上では喰わない。
が、これ以下も必要ではない。ラインの問題ではない。

Lashingの出番がここにある。Lashingといえども#5、#4ではまだ無理がある。
#3以下が真価を発揮する。
スイープフッキングセットで十分!ショックで敵を躍らせること無く、
ソフトティップはモンスターを騙しつつコントロールして桟橋下から離してくれる。

引き出すのではなくてまるで自分で出てくるように。。。
まさに柔よく剛を制すLashingを使った者のみが知る世界。
今年もモンスターは健在だ!


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